壁男テニス|壁打ち練習で市民大会1勝を目指す40代初中級のリアル上達記

壁打ち中心の練習で草大会優勝を果たした40代社会人が、市民大会1勝を掴むテニス上達法を公開するブログなのだ。

【2026年版】水戸市の壁打ちおすすめ2選|実際に行った感想と初心者向けアドバイス

この記事を読んでほしい人

  • 水戸市で壁打ちができる場所を探している方
  • 一人でテニスの自主練をしたい方
  • 初心者でも使いやすい壁打ち場を知りたい方

この記事は、ボクが実際に足を運んだ経験をもとに書いているのだ。

「水戸市で壁打ちできる場所ってどこ?」

テニスを始めた頃、ボクもかなり探し回ったのだ。ネットで調べても情報が古かったり、実際に行ったら閉鎖されていたりと、なかなか苦労したのだ。

だからこそ、リアルな体験をそのまま書くのだ。役に立てれば幸いなのだ。


結論:水戸市の壁打ちおすすめ2か所

先に結論なのだ。

ボクのおすすめはこの2か所。「水戸市総合運動公園」と「堀原運動公園」なのだ。

本当は「おすすめ3選」にしたかったのだ。でもボクが実際に知っているのは2か所だけなのだ。そのうち第3の壁を発見したら、この記事をこっそり更新する予定なのだ。正直に言うのがボクのスタイルなのだ。

それぞれの特徴を、実体験ベースで詳しく紹介するのだ。


① 水戸市総合運動公園|ボクの昔のホーム壁打ち場

基本情報

項目 内容
施設名 水戸市総合運動公園
壁打ちスペース あり(東側・西側の2面)
夜間利用 西側は夜間閉鎖あり(要確認)
混雑しやすい時間帯 平日夕方・休日
おすすめ時間帯 午前中・平日昼間

※施設の営業時間・利用規則は変更になる場合があります。訪問前に水戸市の公式サイトまたは施設に直接ご確認ください。


地面が整備されて、驚くほど使いやすくなった

ボクが一番長く利用してきた壁打ち場の一つ。思い出もたくさんあるのだが、正直に言うと7〜8年以上前に利用していた頃は地面の状態がかなり悪かったのだ。

「ここ、本当にテニスコートの壁なのか?」と思うくらいデコボコしていたのだ。バウンドが毎回違うので、自分のフォームが悪いのか地面が悪いのか分からなくなるやつなのだ。初心者には地味にきつい環境だったのだ。

ところが久しぶりに行ってみると、地面がしっかり整備されていたのだ。

ボールの跳ね方が安定して、格段に練習しやすくなっていたのだ。水戸市ありがとうなのだ。

初心者にとって「地面の安定感」は非常に重要なのだ。バウンドが一定でないと、自分の打ち方を改善しているのか、単に環境に翻弄されているのかが分からなくなってしまうのだ。その点、現在の水戸市総合運動公園はかなり安心して使えるのだ。


夜間は西側が閉鎖されている点に注意

壁は東側と西側の2面あるのだが、西側は夜間になると閉鎖されるようになったのだ。

昔は夜でも両面使えたので、これは少し残念な変更なのだ。ただ、近隣に住宅もあるので、打球音への配慮という意味では理解できるのだ。

壁打ちのボール音は、思ったより大きく響くのだ。夜間の練習は周囲への配慮が欠かせないのだ。これはどの壁打ち場においても共通のマナーなのだ。

※夜間の壁打ちは施設の利用規則を必ず確認してください。時間外利用は近隣への迷惑になる場合があります。


混雑のピークを避けるのがコツ

平日の夕方や休日は、中学生の部活動や自主練習で賑わっていることが多いのだ。

人数が多い日は「今日は見学の日かな…」と思うくらい混んでいることもあるのだ。壁打ちスペースは限られているため、そういう日は壁を確保するのが難しい場合があるのだ。

確実に練習時間を確保したいなら、午前中か平日昼間が狙い目なのだ。

ちなみにボクが個人的に好きな時間帯は夏の午前中なのだ。理由はこれなのだ。


隠れた楽しみ:高校野球の応援がBGMになる

夏の高校野球シーズンになると、隣の球場から応援の音が聞こえてくるのだ。ブラスバンドとチアの声援をBGMに壁打ちをしていると、なんだか青春ドラマの主人公になった気分になるのだ。

もちろん現実は、壁に向かって一人でボールを打ち続ける40代なのだが。

でもこの雰囲気は結構好きなのだ。テニスに関係ない話で恐縮なのだが、こういう「場所の空気」も壁打ちを続けるモチベーションになるのだ。

 

② 堀原運動公園|いつか使いたいと思い続けて数年

基本情報

項目 内容
施設名 堀原運動公園
壁打ちスペース あり
特徴 テニス以外にバスケットコートなど複数の運動施設あり
ボクの利用回数 壁打ちはまだゼロ(正直に言うのだ)

正直に言う:壁打ちはまだ使ったことがない

ここで正直に白状するのだ。

「おすすめって言っておいて使ったことないのか!」というツッコミは受け付けるのだ。

堀原運動公園には何度か足を運んだことがあるのだ。壁打ちスペースも以前から気になっていたのだ。そのたびに「今度使おう」と思っているうちに、数年が経過していたのだ。人間とは不思議な生き物なのだ。

なぜここをおすすめに入れたかというと、施設として整備されており、口コミでも壁打ちができると確認が取れているからなのだ。今年こそは実際に壁打ちを使って、この記事に感想を追記するのだ。宣言したのだ。

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バスケットボールコートもあり、家族連れにも使いやすい

堀原運動公園の魅力はテニスだけではないのだ。バスケットボールコートなど複数の運動施設が揃っており、家族や友人と一緒に来ても全員が楽しめる場所なのだ。

「自分は壁打ち、子どもはバスケ」という使い方もできるのだ。運動好きにはありがたい環境なのだ。


ボクにとっての思い出の場所でもある

学生時代、ここでラグビーの試合をしたことがあるのだ。

あの頃は「まさか将来、壁に向かって一人でボールを打つ趣味ができるとは…」と夢にも思っていなかったのだ。人生、本当に何が起こるか分からないのだ。

そういう意味で、ここはボクにとって思い出の場所でもあるのだ。その場所で壁打ちができるというのは、なかなかエモい話なのだ。今年中に必ずやるのだ。


水戸市で壁打ちをするときに知っておきたいこと

最後に、水戸市の壁打ち場を利用する上でのポイントをまとめるのだ。初めて壁打ちをする方は特に参考にしてほしいのだ。


ポイント① ボールは3〜4球持っていく

ラケット1本にボール1球だけで壁打ちをすると、こうなるのだ。

打つ → 散らばる → 取りに行く → また1球 → また散らばる → また取りに行く

これはもはや練習ではなく、ボールの散歩係なのだ。ボクは何度も経験済みなのだ。

ボールは最低でも3〜4球あると、連続して打てる時間が増えて練習の質がぐっと上がるのだ。安価なものでいいので複数個持参するのだ。


ポイント② 飲み物とタオルは必須

壁打ちは想像以上に汗をかくのだ。

「軽く30分だけ」と思って始めたのに、気づけば1時間経っているのがボクの壁打ちあるあるなのだ。特に夏場の水戸は湿度が高く、熱中症のリスクもあるのだ。

※夏場の屋外練習は熱中症に注意してください。こまめな水分補給を心がけ、体調が優れないときは無理をせず練習を中断してほしいのだ。


ポイント③ 夜間利用は必ず事前に確認する

前述の通り、水戸市総合運動公園の西側壁は夜間閉鎖されているのだ。

他の施設でも、夜間の利用可否や時間制限は事前に確認することを強くおすすめするのだ。現地に着いてから「使えなかった」となると、片道分の移動時間が無駄になるだけでなく虚しいのだ。ボクは経験済みなのだ。


ポイント④ 周囲への配慮を忘れない

壁打ちの打球音は思ったより大きく響くのだ。特に夜間や早朝は、住宅地に近い施設では音が気になる方もいるはずなのだ。

施設の利用ルールを守り、他の利用者や周辺住民への配慮を忘れないことが、壁打ち場を長く使い続けるための基本なのだ。


まとめ:水戸市の壁打ち2か所の比較

項目 水戸市総合運動公園 堀原運動公園
ボクの利用実績 多数あり 壁打ちはまだ未体験
地面の状態 整備済みで安定している 未確認(近日確認予定)
夜間利用 西側は閉鎖あり 要確認
混雑しやすい時間帯 平日夕方・休日 未確認
ファミリー向け テニス中心 バスケ等も充実
おすすめ度 ◎(実績あり) ○(施設充実・体験は今後)

水戸市周辺で「ここも壁打ちできるよ」という場所をご存じの方がいれば、ぜひ教えてほしいのだ。第3の壁を発見した暁には、この記事に追記するのだ。

ボクは今日も、壁に向かい続けているのだ。

 

↓他に壁打ちのまとめはこちら

▶︎ 【まとめ】壁打ち

 

昭和の壁打ちには、現代の練習のヒントがある|映像が40秒なのに無限ループできる件

この記事はこんな人向けなのだ

  • 昔のテニスの雰囲気、特に壁打ちの空気感が気になる方
  • ウッドラケット時代の映像にどことなくロマンを感じる方
  • 気づいたらYouTubeやアーカイブ映像を延々と再生してしまうタイプの方

安心してほしいのだ。ボクも完全にそのタイプなのだ。

そして今回、NHKアーカイブでとんでもない映像を発見したのだ。

わずか40秒。なのに、気づいたら何度も再生していたのだ。ボクの自制心は一体どこへ行ったのかという話なのだが、それはいったん置いておくのだ。


結論:昭和の壁打ちには、現代の練習のヒントがある。

先に結論なのだ。

NHKアーカイブの「テニスブーム・壁打ち」映像は、わずか40秒なのに中毒性がある謎の名作なのだ。そしてわずか40秒に現代の練習のヒントがある。

映像はこちらなのだ。

www2.nhk.or.jp

NHKアーカイブの説明文によると、こういう映像なのだ。

高貴なスポーツというイメージのあったテニスが、広く親しまれるようになったころ。コンクリートの壁に向かって「壁打ち」の練習をする人たち。壁を相手に黙々と、リズミカルにボールを打ち続ける。人が増えてきて、ラケットが隣の人に当たりそうになることも。東京都にて1973年(昭和48年)撮影。

1973年。今から50年以上前なのだ。なのにこの映像は、なぜかとても「今」に通じるものがあるのだ。


気づき① ラケットが全部ウッドだった

映像を見て最初に目に入ったのは、これなのだ。

全員のラケットが木製(ウッドラケット)なのだ。

現代のカーボン製ラケットに慣れているボクからすると、かなり新鮮な光景なのだ。

ここで少し歴史の話をするのだ。

テニスラケットの素材の変遷はざっくりこうなのだ。

時代 主な素材 特徴
〜1970年代 ウッド(木) 重い・しなる・耐久性が低い
1970〜80年代 アルミ・スチール 軽くなり始める
1980年代以降 グラファイト(カーボン) 現在の主流。軽くて強い

映像が撮影された1973年はまさにウッドラケット全盛期の終わり頃なのだ。アルミラケットも普及し始めていたが、街の壁打ちではまだ木製が多かったのだろうと推測されるのだ。

ウッドラケットで壁打ちをするということは、今よりもずっと腕や体への負担が大きかったはずなのだ。重いラケットを振り続けるわけだから、現代人が同じことをすれば確実に筋肉痛になるのだ。昭和の人たちはタフだったのだ。


気づき② プレーヤー同士の距離が近すぎる

次に衝撃を受けたのはこれなのだ。

隣のプレーヤーとの距離が、現代感覚からするとかなり近いのだ。

正直な感想をそのまま書くのだが、

「これ、ラケットが当たるのでは……?」

なのだ。

映像のNHK説明文にも「人が増えてきて、ラケットが隣の人に当たりそうになることも」とある通り、実際にかなりギリギリの距離感で打っているのだ。

現代の壁打ちマナーと比べてみると、面白い違いが見えてくるのだ。

項目 昭和の壁打ち(映像から推測) 現代の壁打ち
プレーヤー間の距離 かなり近い 最低でも2〜3m確保が一般的
スペースの意識 場所の取り合い感がある 譲り合いの文化が広まっている
安全意識 おおらか(良くも悪くも) 怪我防止の意識が高い

※現代の壁打ちでは、隣のプレーヤーとの安全な距離を確保することが基本マナーです。ラケットのスイングには思ったより広いスペースが必要です。左右に最低2〜3mの余裕がない場合は、順番を待つか、別の場所を探すことをおすすめするのだ。

現代の目で見ると「大丈夫なのか」と心配になるのだが、当時はそれが「普通の壁打ち」だったのだと思うと、時代の変化を感じるのだ。


気づき③ あの環境で打てている時点で、普通にうまい

映像を見ていてふと思ったことがあるのだ。

この密集した環境で壁打ちできている人たち、普通にレベルが高いのでは?

考えてみれば当然なのだ。

  • 隣との距離が近い(スイングを制御する必要がある)
  • 重いウッドラケットを使っている
  • スペースが限られている
  • 人が増えても打ち続けている

これだけの条件が重なった環境で、リズミカルに壁打ちを続けられるのはかなりの技術が必要なのだ。

ボクだったらどうなるかというと、間違いなく誰かにラケットが当たっているのだ。自信を持って言えるのだ(よくない自信)。

現代の壁打ちは比較的広いスペースで行えることが多いのだが、それでも「隣を意識しながら打つ」という練習にはなっていないのだ。昭和の壁打ちは、図らずも状況判断力と制御技術を同時に鍛える環境だったとも言えるのだ。


昭和の壁打ちから、現代の練習に活かせる視点

「今の練習に活かせること」も考えてみたのだ。

① 「続ける」ことの価値は昭和も令和も変わらない

映像の中の人たちは、密集した環境の中でも黙々とリズミカルに打ち続けているのだ。

うまくなるために必要なことは、昭和も令和も変わらないのだ。打ち続けること。それだけなのだ。

環境のせいにしない姿勢は、ボクも見習いたいのだ。広くて整備された場所じゃなくても、打てる場所があれば打つ。そのマインドは今でも有効なのだ。

② スイングを「制御する」感覚の大切さ

密集した環境で打つということは、スイングの大きさや方向を意識的にコントロールしているということなのだ。

現代の壁打ち練習でも「思い切り振る」だけでなく、「コンパクトに、狙った場所に打つ」練習は非常に効果的なのだ。昭和の環境は、図らずもそれを強制していたとも解釈できるのだ。

③ 道具より「感覚」が大事

重いウッドラケットで打ち続けていた人たちの打球感は、現代のカーボンラケット使いとはまったく違うはずなのだ。それでも打てていたということは、道具に頼らず体の感覚で打っていたということなのだ。

ラケットが良くなった現代だからこそ、「道具に頼りすぎていないか」を時々振り返るきっかけをくれる映像だと思うのだ。


なぜ40秒なのに何度も見てしまうのか

正直に言うのだが、この映像に技術的な情報量は多くないのだ。

「こうすれば上手くなる」という内容でもない。

それでも、気づいたらまた再生しているのだ。

ボクなりに理由を考えてみると、こうなのだ。

「時代の空気が詰まっているから」

スマホもなく、テニス人口が爆発的に増え始めた時代。コンクリートの壁に向かって、ただひたすらボールを打ち続ける人たち。その姿には、説明できない「純粋さ」があるのだ。

テニスが好きで、打ちたくて、だから打っている。それだけなのだ。

その姿が、なんだかかっこいいのだ。


まとめ:昭和の壁打ち映像は「原点」を思い出させてくれる

今回の内容を整理するのだ。

気づき 内容
ウッドラケット全盛期 重い道具でも打ち続ける技術と体力があった
密集した環境 現代より格段に近い距離で、制御しながら打っていた
黙々と打ち続ける姿 テニスの本質は「環境より継続」だと気づかせてくれる
40秒の中毒性 時代の空気が詰まっているから何度でも見てしまう

昭和の壁打ち映像は、上達のヒントが詰まった教材というわけではないのだ。でも、テニスをやっている理由を思い出させてくれる映像ではあるのだ。

うまくなりたい。打ちたい。壁に向かいたい。

それだけでいいのだ、とあの40秒は言っている気がするのだ。

もし「最近ちょっとテニスの刺激が足りないな」と感じているなら、ぜひ一度見てほしいのだ。

気づいたら無限ループしているのだ。ボクが保証するのだ。

 

↓その他壁打ちについてのまとめはこちら

▶︎ 【まとめ】壁打ち

 

 

 

初めての壁打ち|距離編|最初は“2往復でOK”【初心者向け】

壁打ち初心者はまず「2往復」でいい|距離と目標を下げたら続くようになった話

この記事を読んでほしい人

こんな悩みを持っていないだろうか。

  • 壁打ちを始めてみたけど、どこに立てばいいか分からない
  • ボールが当たらなくて、早くも挫折しそうになっている
  • 何回続ければ「合格」なのか、基準がよく分からない

全部、過去のボクが通ってきた道なのだ。

壁打ちを始めるとき、多くの人は距離も目標も「なんとなく」で決めてしまうのだ。ボクもそうだったのだ。そしてその「なんとなく」が、最初の挫折を生んでいたのだ。

今回は、**テニス歴25年・初中級のボクが実際に試行錯誤して辿り着いた「最初の立ち位置」と「最初の目標設定」**について、具体的な数字とともに整理するのだ。


結論:最初はサービスライン付近から、目標は「2往復」でいい

先に結論なのだ。

壁打ちのスタート位置は、サービスライン(壁から約6.4m)より1〜2m後方。最初の目標は「2往復」。これだけで、壁打ちは一気に続くようになるのだ。

「それだけでいいの?」と思うかもしれないのだ。いいのだ。むしろそれが正解なのだ。

なぜそう言えるのか。ボクの失敗談から説明するのだ。


失敗談:いきなりベースラインから打った結果

今から四半世紀前(←これが言いたかっただけ)…

初めて壁打ち場に行った日のことなのだ。

周りのプレーヤーが颯爽と打っているのを見て、見様見真似でベースライン付近から壁打ちをスタートしたのだ。根拠はゼロだったのだ。「なんとなくそのくらいかな」という純粋な勘違いなのだ。

結果はどうなったか。

打球はどこかへ消えていく。壁には届かない。たまに当たっても、返ってくる球のスピードに全くついていけない。

壁が、とにかく遠かったのだ。

ここで少し数字の整理をするのだ。

場所 壁からの距離
ベースライン 約11.89m
サービスライン 約6.4m
ボクのおすすめ開始位置 サービスラインより1〜2m後方(約7〜8m)

この差、ベースラインとサービスラインで約5m。数字だけ見ると大したことないように思えるのだが、初心者にとっての体感難易度はほぼ倍になるのだ。

なぜかというと、壁からの距離が遠くなるほど、

  • ボールが速く感じる(飛んでくるまでの時間が短い)
  • 打球に必要な力が増える
  • タイミングを合わせる難易度が上がる

これらが一気に変わるのだ。初心者がいきなりベースラインから打っても、ほぼ「詰み」状態になるのだ。ボクが証明したのだ。


解決策:距離を縮めたら急に当たるようになった

ある日、思い切って壁に近づいてみたのだ。

「もっと近くでやったらどうなる?」

それだけの発想なのだが、効果は絶大だったのだ。

おすすめのスタート位置

サービスライン(壁から約6.4m)より1〜2m後方、つまり壁から7〜8m程度の位置なのだ。

この距離から始めると、

  • ボールが見やすくなる(目で追いやすい)
  • 返球に反応する時間が生まれる
  • ラケットに当たる確率が目に見えて上がる

つまり、「当たった」という成功体験が積み重なりやすくなるのだ。

これが壁打ちを続ける上で、何より大事なことなのだ。

距離別の難易度目安

距離 難易度 おすすめ対象
壁から4〜5m 易しい ボレー練習・初日の感覚つかみ
壁から7〜8m 普通 初心者のストローク練習に最適
壁から10〜12m 難しい 中級者以上・ベースライン想定練習

最初は「易しい」か「普通」の距離から始めるのだ。「難しい」は上達してから試せばいいのだ。

※壁打ち場によって壁の素材・高さ・地面の状態は大きく異なります。初めて行く場所では、まず軽くボールを当ててバウンドの具合を確認してから本格的な練習を始めるのが安全なのだ。また、周囲に他の利用者がいる場合はラケットや打球が当たらないよう十分注意してほしいのだ。


目標は「2往復」でいい、その理由

距離が決まったら、次は「何回続ければいいのか」という話なのだ。

壁打ちを始めようとすると、多くの人がこう思うのだ。

「10回?20回?100回続けないとダメ?」

ボクも最初はそう思っていたのだ。でも答えはシンプルなのだ。

最初は「2往復」できれば合格なのだ。

具体的な動きはこうなのだ。

「2往復」の手順

  1. 自分でボールを出す(球出し)
  2. 壁に向かって打つ
  3. 返ってきた球をもう1球打つかキャッチする
  4. これを2セット繰り返す

たったこれだけなのだ。

なぜ2往復なのか

いきなり「連続10回ラリー」を目標にするとどうなるか。

できない → つまらない → また来なくなる

これは初心者あるあるであり、ボク自身が何度も踏んできたパターンなのだ。

逆に「2往復」を目標にすると、

できた → 楽しい → また来たくなる

この好循環が生まれるのだ。

スポーツ心理学の世界でも、「達成可能な小さな目標の積み重ねが、長期的なモチベーション維持につながる」という考え方は広く知られているのだ。難易度の設定は、上達の速さよりも続けられるかどうかに直結しているのだ。

初心者向け・目標のめやす

達成内容 評価
2往復できた 合格。今日は十分なのだ
3〜5回続いた 優秀。かなりいいのだ
10回以上続いた 天才。今日は100点なのだ
1回しか当たらなかった それでもOK。明日また来ればいいのだ

「1回しか当たらなかった」でもOKなのだ。これは慰めではなく、本当にそれでいいのだ。当たらなかった日の翌日に来ること、それが上達の正体なのだ。


一番大事な原則:「簡単すぎる」くらいでちょうどいい

ここが今回のもっとも重要なポイントなのだ。

壁打ちの最初は「簡単すぎる」と感じるくらいの設定が、正解なのだ。

「当たる」「続く」「楽しい」

この3つが揃うと、人は自然と練習に来るようになるのだ。逆に「難しい」「当たらない」「つまらない」が揃ったとき、人は静かにフェードアウトしていくのだ。閉店ガラガラなのだ。

ボクが距離を縮めて、目標を「2往復」に下げた結果、何が変わったか。

  • 壁打ちに行く頻度が増えた
  • ボールに当たる回数が増えた
  • ちょっとだけ楽しいと感じるようになった

地味な変化なのだ。でもこの「地味な積み重ね」こそがテニス上達の本質だとボクは思っているのだ。25年かけて辿り着いた結論が「地味」というのが、なんとも自分らしいのだが。


距離と目標を固めたら、次にやること

スタート位置と目標が決まったら、実際の練習をどう進めるかなのだ。

ステップ① まず近距離でボレー感覚をつかむ(5分)

壁から3〜4mの近距離で、コンパクトにボールを当てる練習から始めるのだ。

力は一切不要なのだ。ラケット面でボールを「押し出す」イメージで当てるのだ。これで「ラケット面とボールが当たる感触」が分かってくるのだ。

ステップ② サービスライン付近に下がり、2往復を目指す(10分)

ステップ①で感覚がつかめたら、7〜8mの位置に下がって2往復を目指すのだ。

最初の目標は2往復なのだが、できたら3往復・5往復と少しずつ伸ばしていくのだ。

大事なのは「強く打とうとしない」ことなのだ。7割程度の力で、丁寧に打つ方が長続きするのだ。

ステップ③ 最後に近距離に戻って終わる(5分)

練習の最後は、また近距離に戻って軽くボールを当てて終わるのだ。

「当たる感覚」で終わることで、次回また来たくなる気持ちが生まれやすいのだ。終わり方は地味に大事なのだ。

※壁打ちをする人のイメージ

※初めての壁打ちは体が慣れていないため、思ったより疲労が蓄積します。最初は20〜30分を目安に切り上げ、翌日の筋肉痛の具合を確認してから練習量を増やすようにしてほしいのだ。特に肩・肘・手首は使いすぎに注意なのだ。


まとめ:距離と目標を下げることが、上達の近道

今回の内容を整理するのだ。

ポイント 具体的な内容
スタート位置 サービスラインより1〜2m後方(壁から7〜8m)
最初の目標 2往復できればOK
打つ力 7割程度。強打は禁物
練習時間の目安 最初は20〜30分
終わり方 近距離に戻って「当たる感覚」で終える

壁打ちは「距離を遠くすること」「回数を増やすこと」が上達ではないのだ。

「当たる体験を積み重ねること」が、すべての始まりなのだ。

これから壁打ちを始める方は、ぜひ短い距離・低い目標からスタートしてほしいのだ。拍子抜けするほど当たるようになる瞬間が、きっと来るのだ。

ボクはそこから25年かけて初中級になったのだ。長い旅なのだ。でも楽しい旅なのだ。

 

⬇他の壁打ちの記事はこちら

▶︎ 【まとめ】壁打ち

壁打ちデビュー前に知っておきたいこと|ラケット・ボール・事前練習の準備完全ガイド

この記事を読んでほしい人

こんな状況に心当たりはないだろうか。

  • 4月からテニスを始めようと思っているが、何を準備すればいいか分からない
  • 人生で初めて壁打ちに挑戦しようとしている
  • テニス部に入るか迷っていて、まず一人で練習してみたい

この記事は、そういう方に向けて書いているのだ。

そして先に白状するのだが、ボクはかつて「準備ゼロ」で壁打ちに突撃したのだ。結果は見事に打てなかったのだ。安定のやらかしなのだ。


結論:壁打ちは「準備」で9割決まる

先に結論を言うのだ。

壁打ちは、持ち物と事前練習でほぼ勝負が決まるのだ。ここをサボると、「当たらない・疲れる・つまらない」の三重苦が待っているのだ。

ボクは体験済みなのだ。

逆に言えば、準備さえ整えれば、初日から「ちょっと楽しい」を感じられるのだ。


最低限これだけ揃えれば大丈夫:必要な持ち物2つ

壁打ちに必要なものは、実はたったの2つなのだ。シンプルなのだ。


① テニスラケット

まずはラケットなのだが、最初は安価なものでまったく問題ないのだ。

理由はシンプルなのだ。初心者は、ラケットをよくぶつけるのだ。

壁打ちあるあるなのだが、

  • 地面にガツン
  • 壁にゴン
  • 気づいたらフレームがボロボロ

高級ラケットでこれをやってしまうと、財布もメンタルも同時に削られるのだ。最初はホームセンターや量販店の入門用ラケットで十分なのだ。

ラケットの重さについては、女性や子どもは240〜260g程度の軽めのもの、男性は270〜290g程度が扱いやすい目安なのだ。ただし、これはあくまで参考値なのだ。実際に手に持って確認するのが一番なのだ。

ちなみに僕の使っているラケットは、レヴォシーエックス2.0 305gなので少し重め(今はなきスリクソン製)。塗装の赤色と食いつく打球感がお気に入りなのだ。

※レヴォシーエックス2.0とボール


② テニスボール(3〜4個)

ボールも、最初は安価なものでOKなのだ。

なぜ複数個必要かというと、ボールがめちゃくちゃ散らばるからなのだ。

1個だけで壁打ちをすると、こうなるのだ。

打つ → 散らばる → 取りに行く → また1球打つ → また散らばる → また取りに行く

これはもはや練習ではなく、テニスボールと散歩なのだ。

3〜4個あると、連続して打てる時間が増えて練習効率がぐっと上がるのだ。

※テニスボールには「プレッシャーボール」と「ノンプレッシャーボール」の2種類があります。プレッシャーボールは試合用で弾みがよいですが、開封後1〜2ヶ月で空気が抜けやすいのが特徴です。初心者の練習にはどちらでも問題ありませんが、弾みが一定のノンプレッシャーボールは練習用として長く使えるメリットがあります。


あると快適さが格段に上がるもの

必須ではないのだが、あると練習の質が明らかに上がるものを紹介するのだ。


帽子・サングラス

屋外の壁打ちでは、太陽との戦いが始まるのだ。

特に夕方は要注意なのだ。

壁 + 西日 = ボール消失事件

どこに飛んでいったのか分からなくなるのだ。帽子とサングラスは、ボールを見失わないための「視認性確保装備」でもあるのだ。


テニスシューズ

理想はテニス専用シューズなのだが、最初はスニーカーでも問題ないのだ。

無理して買う必要はないのだ。ただし、慣れてきたら専用シューズへの移行をおすすめするのだ。テニスは横方向への動きが多く、一般的なランニングシューズでは足首への負担が増えやすいのだ。


飲み物・タオル・着替え

これ、なめてはいけないのだ。

壁打ちは「軽くやるつもり」でも、気づいたらびしょびしょになっているのだ。ボクは毎回「軽くのつもりが…」を繰り返しているのだ。学習しない生き物なのだ。

特に夏場は熱中症のリスクがあるため、こまめな水分補給を忘れずになのだ。

※屋外での運動は気温・湿度の影響を大きく受けます。真夏の炎天下や体調が優れないときは無理をせず、涼しい時間帯を選んで練習するようにしてほしいのだ。


一番大事なこと:いきなり壁打ちはNG

ここが今回のもっとも重要なポイントなのだ。

壁打ち場に着いたからといって、いきなり打ち始めてはいけないのだ。

なぜか。ラケットとボールに慣れていない状態で壁打ちをしても、当たらない → つまらない → やめるという流れになりやすいからなのだ。

そこでボクがおすすめするのが、壁打ちの前にやっておく2つの事前練習なのだ。


事前練習① ラケットでのボール突き(リフティング)

サッカーのリフティングのように、ボールを地面に落とさずポンポンと打ち続けるのだ。

目標は100回連続なのだが、最初から100回を目指さなくていいのだ。

ボクが最初にやったとき、20回で絶望したのだ。

でも大丈夫なのだ。5回でも10回でも、「ラケットの面にボールを当てる感覚」を積み重ねることに意味があるのだ。まずは30回を目標にするのがちょうどいいのだ。

具体的なやり方はこうなのだ。

  1. ラケットを軽く握り、地面と水平に構える
  2. ボールをそっと上に弾く
  3. 落ちてきたボールをまた弾く
  4. これを繰り返す

力は必要ないのだ。面の向きを一定に保つことだけを意識するのだ。


事前練習② 地面へのボール打ち(テニスドリブル)

バスケのドリブルのイメージで、地面に向かってボールを打ち続けるのだ。

こちらも目標は100回連続なのだが、最初は30回を目安にするのだ。

なぜこの2つをやるのか、理由はシンプルなのだ。

「ラケットとボールに慣れておくこと」

これだけなのだ。

この2つの事前練習をやっておくと、

  • ボールがラケットに当たる確率が上がる
  • ボールの重さと弾みの感覚が分かる
  • 壁打ちが「ゲーム」として成立しやすくなる

いきなり壁打ちをした場合に比べて、明らかに最初の1球目の精度が違うのだ。


【体験談】事前練習あり・なしで、こんなに差が出た

20年以上前の話なのだが、ボクがテニス未経験の友人2人を初めて壁に連れて行ったことがあるのだ。昔過ぎる……

  A君 B君
事前練習 なし ボール突きを少しやった
最初の壁打ち ほぼ当たらない ラリーっぽいことができた
表情 困惑 少し楽しそう

もちろん個人差はあるのだ。でも体感として、事前練習ありの方が圧倒的にスムーズに始められたのだ。これは間違いないのだ。

A君、B君、今ごろ元気にしているだろうか。遠い目なのだ。


「最初に当たる体験」がすべてを決める

ここで今回の核心を言うのだ。

壁打ちを続けられるかどうかは、最初に「当たった」という体験ができるかどうかにかかっているのだ。

「当たった」という体験が生まれると、

  • 楽しい
  • もっとやりたい
  • 続けられる

この好循環が生まれるのだ。

逆に、最初から「当たらない・つまらない・難しい」が続くと、

  • やめたくなる
  • 黒歴史として封印される
  • ラケットがクローゼットに眠る

この悲しい流れが待っているのだ。

スポーツ心理学の分野でも、「初期の成功体験がモチベーションの継続に大きく影響する」という考え方は広く知られているのだ。難易度を下げて「できた」を積み重ねることが、長期的な上達への近道なのだ。


まとめ:準備した人が、楽しめる

今回の内容を整理するのだ。

項目 ポイント
ラケット 安価なものでOK。最初はぶつけて当然
ボール 3〜4個用意。1個では散歩係になる
帽子・サングラス 屋外では視認性確保のために有効
飲み物・タオル 思ったより汗をかく。必ず持参
事前練習① ボール突き30回。面の感覚を作る
事前練習② テニスドリブル30回。弾みの感覚を作る

これから壁打ちを始める方は、ぜひ家や公園でボール突きを少しやってから壁打ち場に向かってほしいのだ。

たったそれだけで、壁打ちの難易度は一気に下がるのだ。

最初の1球が当たった瞬間、きっと「おっ」と思えるのだ。その小さな「おっ」が、テニスを続ける原動力になるのだ。

※この記事の内容はボク個人の体験に基づくものです。テニスの上達には個人差があります。準備運動をしっかり行い、体に違和感があるときは無理をしないようにしてほしいのだ。


次回予告

次は**「壁打ちの最初の目標設定」**についてまとめる予定なのだ。

何回続けばOKなのか。どんな球が打てれば合格なのか。初心者が迷いやすいポイントを、ボクの体験ベースで整理するのだ。

予定は未定。でもやる気は本物なのだ。

⬇他の壁打ちの記事はこちら

▶︎ 【まとめ】壁打ち

 

 

壁打ちは「全部やる」のが正解|ストロークだけでは試合に勝てない理由

この記事を読んでほしい人

壁打ちを始めようとしたとき、こんな悩みを抱えたことはないだろうか。

  • 何を練習すればいいのかよく分からない
  • とりあえず強く打てば上達する気がしている
  • 気づいたらストロークばかりやっている

ボクは全部やったのだ。フルコンボ達成なのだ。

そして見事に遠回りしたのだ。テニス歴25年かけて、丁寧に遠回りしたのだ。

この記事は、同じ轍を踏んでほしくない人に向けて書いているのだ。具体的には、

  • これから壁打ちデビューしようとしている方
  • 壁打ちの練習メニューに迷っている方
  • ストロークばかりやっていて「これでいいのか?」と感じている方

に向けて、ボクの失敗と気づきをそのまま書くのだ。


結論:壁打ちは「全部やる」のが正解

先に結論を言うのだ。

壁打ちは「ボレー・ストローク・サーブ・スマッシュ」を全部やるべきなのだ。ストロークだけでは、試合で使える選手にはなれないのだ。

理由はシンプルなのだ。

試合はストロークだけでは終わらないからなのだ。終わってほしいのだが、現実はそうはいかないのだ。


失敗談:「強打マン」だったボクの末路

昔のボクがどんな壁打ちをしていたかを正直に話すのだ。

  • とにかく強く打つ
  • とにかく速い球を打つ
  • それが上達への道だと信じ込んでいた

純粋だったのだ。ピュアだったのだ。そして完全に間違っていたのだ。

結果はどうなったか。

壁打ちは上達した。試合は崩壊した。

なぜこうなるのかを考えてみると、答えはシンプルなのだ。

壁打ちというのは、

  • 毎回同じテンポでボールが返ってくる
  • 返球のコースが予測しやすい
  • 自分のペースで打ち続けられる

つまり、整いすぎた世界なのだ。

一方、実際の試合では、

  • 相手のボールはスピードも回転もバラバラ
  • コースは毎回変わる
  • 風の影響もある

もうカオスなのだ。

壁打ちで鍛えた強打は、試合コートの上では暴れ球になるのだ。ホームランか、ネット直行か。大谷さんもびっくり。ボクの十八番だったのだ。悲しい話なのだ。


気づき:試合で使えるショットを練習すればいい

散々遠回りした末に、ボクはこう気づいたのだ。

「試合で実際に使うショットを、そのまま練習すればいいのでは?」

当たり前なのだ。気づくまでに25年かかったのだ。遅いのだ。

そこからボクの壁打ちは変わったのだ。「強く打つ」から「全部やる」に切り替えたのだ。


壁打ちでやるべき5つの練習メニュー

実際にボクがやっている5つのメニューを、それぞれの目的と注意点とともに紹介するのだ。


① ボレー(フォア・バック)

壁打ちでボレーが練習できるの? と思う方もいるかもしれないのだが、実はこれが壁打ちの得意分野なのだ。

壁との距離が近い分、ボールが早く返ってくる。これが反応速度と面の安定を鍛えるのに非常に効果的なのだ。

具体的なやり方はこうなのだ。

  • 壁から2〜3m程度の近距離に立つ
  • ラケット面を安定させることだけを意識して、コンパクトに当てる
  • テイクバックはほぼゼロでいい。面で押し出すイメージなのだ

試合で「とりあえず返す力」が欲しい人には、特に効くのだ。ボレーは地味だが、試合では絶対に必要なショットなのだ。


② ストローク(フォア・バック)

壁打ちの王道メニューなのだが、ここに落とし穴があるのだ。

ボクが昔やっていたような「とにかく強打」は、試合では使えないのだ。ストロークの壁打ちで意識すべきことはこの3つなのだ。

  • 軽く打つ(7割程度の力で十分)
  • ゆっくり確認しながら打つ
  • 打球感を大事にする

壁打ちでストロークを練習するとき、強く打てば打つほど「ボールを制御する感覚」が失われていくのだ。ゆっくり丁寧に打つことで、インパクトの感触・ラケット面の向き・体の使い方が明確に分かるようになるのだ。

過去のボクに言いたいのだ。「それ試合で入らんぞ」と。


③ サーブ

「壁打ちでサーブ練習なんてできるの?」と思うかもしれないのだが、できることはちゃんとあるのだ。

壁打ちでサーブ練習として有効なのは、以下の3点なのだ。

  • トスの位置と高さの確認
  • スイングの軌道チェック(腕を上に振る動きの確認)
  • 回転の感触確認(スピン・スライスの違いを手に覚えさせる)

中でも特に大事なのが**「上に振る感覚」**なのだ。サーブは「ボールを叩く」のではなく「上方向に振り抜く」動作が基本なのだが、実際の試合では緊張でこれが崩れやすいのだ。

壁に向かってサーブのスイングを繰り返すことで、この感覚を体に染み込ませることができるのだ。


④ レシーブ

ここは正直に言うのだ。

壁打ちでレシーブをそのまま練習するのは難しいのだ。相手のサーブを再現することができないからなのだ。

ただし、こう考えると話は変わるのだ。

**レシーブとは「ボレーとストロークの中間」**なのだ。

速いサーブにはボレーに近いコンパクトな動き、遅いサーブにはストローク寄りの動きで対応する。つまり、①のボレーと②のストロークを両方鍛えることが、レシーブ力の向上に直結するのだ。

壁打ちでレシーブを直接練習するのは難しい。でも、ボレーとストロークを丁寧に積み重ねることで、レシーブは自然と安定してくるのだ。


⑤ スマッシュ

これ、意外とできるのだ。しかも効果が高いのだ。

やり方はこうなのだ。

  1. 壁に向かって、山なりのボールを投げるか打つ
  2. 壁から高めのボールが返ってくる
  3. そのボールをスマッシュする

これだけなのだ。

スマッシュは試合で出番が少ないからこそ、練習する機会も少なくなりがちなのだ。壁打ちで意図的に練習できる数少ないショットなのだ。

目安として10回続いたら上出来なのだ。ちなみにボクは最近あまりやっていないのだ。しんどいからなのだ。正直に言うのだ。

※スマッシュは肩や肘への負担が大きいショットです。準備運動をしっかり行い、違和感を感じたらすぐに中止してほしいのだ。特に40代以降は関節へのケアを意識することが重要なのだ。


一番重要な気づき:「ゆっくり打つ」ほど強くなる

5つのメニューを紹介したのだが、どれにも共通する大事な原則が一つあるのだ。

「壁打ちはゆっくり・軽く打つほど上達が早い」

理由はこうなのだ。

ゆっくり打つと… 強く打つと…
打球感が明確に分かる 感覚がぼやける
フォームの崩れに気づける 雑なまま反復してしまう
再現性が上がる 試合では再現できない

さらに、壁との距離を近めにするのもおすすめなのだ。

  • 力みが自然と消える
  • スイングがコンパクトになる
  • 反応速度が鍛えられる

地味に見えるのだが、この「近距離・ゆっくり」の組み合わせは、試合で使えるショットを作る上で非常に効果的なのだ。派手さはないのだ。ボクと同じなのだ。


実際に変わったこと

「全部やる」壁打ちに切り替えてから、ボク自身に起きた変化を正直に書くのだ。

  • ラリーが続くようになった(気がする)
  • 無理な強打が減った
  • 試合で使えるショットの種類が増えた(気がする)

「気がする」が多いのはボクのスタイルなのだ。断言しないのがボク流なのだ。

ただ、一つだけ確実に言えることがあるのだ。

「壁打ち専用プレーヤー」を卒業できた。

これが一番大きいのだ。壁では打てるのに試合では使えない、というもどかしさから少しだけ抜け出せたのだ。

※この記事の内容はボク個人の体験に基づくものです。テニスの上達には個人差があります。また、壁打ち練習の前には必ず準備運動を行い、体に違和感がある場合は無理をしないようにしてほしいのだ。


まとめ:明日からの壁打ちを「全部やる」に変えてみてほしいのだ

今回の内容を整理するのだ。

メニュー 主な効果 注意点
ボレー 反応速度・面の安定 近距離でコンパクトに
ストローク 打球感・再現性 強打しない。7割の力で
サーブ 上方向スイングの感覚 トスとスイング軌道を丁寧に
レシーブ ボレー+ストロークで代替 壁では直接練習しにくい
スマッシュ 高い打点の感覚 肩・肘に注意。無理しない

壁打ちはストロークだけやっていても、試合では戦えないのだ。

5つのメニューを「全部やる」ことで、壁打ちはコート練習に近づいていくのだ。

もし今、ストロークばかりの壁打ちを続けているなら、明日からボレーとサーブを1セットずつ加えてみてほしいのだ。それだけで、壁打ちの質はガラリと変わるのだ。

なかった場合は一緒に悩むのだ。ボクはいつでもここにいるのだ。

 

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壁打ちでラケット忘れた結果|ボールだけでできる練習法4つ

ねえ、25分かけて絶望したことある?

ある日のことなのだ。

ボクはいつものように、テニスバッグを肩にかけて壁打ち場へ向かったのだ。片道25分。往復50分の、ちょっとしたドライブである。天気もよく、気分も上々。「今日こそフォアハンドを仕上げるぜよ」と気合を入れていたのだ。

到着。

いざ準備、と。

…あれ。

「ラケットがない」

頭の中でスローモーションが流れたのだ。走馬灯のように。


家にあるラケット。

今ここにいるボク。

手元には、テニスボール1個だけ。


詰みである。

一瞬、帰ろうと思った。でも冷静に考えた結果、貧乏性のボクはこう結論を出したのだ。

「ここまで来て帰るのは、さすがにもったいない」

そして生まれたのが、今回の記事なのだ。


この記事でわかること

この記事は、こんな人に向けて書いているのだ。

  • 壁打ちの練習メニューに迷っている初中級者
  • 壁打ち場に着いてから絶望した経験がある人
  • 壁打ちがマンネリ化してきた人

そして先に結論を言うのだ。

ラケットがなくても、ボール1個あれば練習はできる。むしろ気づきが多い。

(ただしメンタルは少し削られる)

信じてほしい。これは負け惜しみではない。たぶん。


ボール投げでできる練習、4つ紹介

ラケットがない状態で「じゃあ何ができるか」を考えたところ、意外と4つも見つかった。順番に紹介するのだ。


① オーバースロー(普通に投げる)

まずは基本中の基本。壁に向かって、普通に投げるのだ。

ポイントは野球のピッチャー気分で投げること。これだけで、なぜかちょっとテンションが上がるのだ。気分だけ大谷なのだ。単純である。ボクは単純な生き物なのだ。

「練習」と意識しすぎず、まずはウォームアップ感覚でやるといいのだ。体も温まるし、壁との距離感も掴めるのだ。


② 遠くからオーバースロー

距離をとって壁に向かって投げるやつなのだ。

イメージは外野手のバックホーム。思い切り、遠くへ。

気分はイチローのレーザービーム。

「これ何の練習?」と思うかもしれないのだが、腕を上に振る動作がサーブの動きにかなり近いのだ。ボール投げとテニスのサーブは、上半身の使い方がよく似ているのだ。

実際にやってみると、「あ、これサーブの感覚じゃん」と気づけるのだ。ラケットがない状態でサーブの動作確認ができるというのは、なかなかお得感があるのだ。


③ 横投げ(サイドスロー)

横から投げる、いわゆる「サイドスロー」なのだ。

これがフォアハンドに近い動きなのだ。

  • 横から腕を出す
  • 体をしっかり回す
  • ボールに力を伝える

この3つを意識すると、フォアハンドのスイングと体の使い方がほぼ同じであることに気づくのだ。「テニスは体全体で打つ」とよく言われるが、その意味がじんわり分かってくるのだ。


④ 裏拳投げ(これが最難関)

これが一番難しいのだ。

ざっくり言うと、片手バックハンドのイメージで投げるやつなのだ。裏拳気味に壁に向かって投げてみるのだ。

結果は惨敗だったのだ。

全然飛ばない。びっくりするくらい飛ばない。

バックハンドで使う側の筋肉が、フォアハンドと比べていかに弱いか。それが如実に、残酷なまでに、数字ではなく距離という形で可視化されたのだ。

「ボクのバック、こんなに非力だったのか…」と静かに悟ったのだ。


最大の気づき:ラケットって"ブースター"だった

4種類を一通りやってみて、一番の収穫はこれなのだ。

ラケット、めちゃくちゃ優秀すぎる。

手で投げると、

  • 球が遅い
  • 威力が出ない
  • 思ったよりぜんぜん飛ばない

普段、どれだけラケットに助けてもらっていたか。手で投げるとそれが如実に分かるのだ。

つまりラケットとは、**「ボールを加速させるブースター」**だったのだ。

ラケットがなければ、ボクのスイングは壁に辿り着く前に失速していたのだ。ラケットがあるから、フォアが打てていた。バックが打てていた。

「自分で打っている」と思っていたのが、実はラケットが打たせてくれていただけだったのかもしれないのだ。ありがとうラケット。ちょっと哲学っぽくなってきたのだ。


さらに気づいた:左右バランスと"逆シングル"

ボールだけという状況に慣れてきたボクは、せっかくなので遊び始めたのだ。

左手でも投げてみた

意外とこれがよかったのだ。

左手で投げると、

  • 体の左右バランスを意識できる
  • 利き手じゃない側の動きの不自由さに気づく
  • 「普段いかに右側だけ使っているか」が分かる

テニスって右手(利き手)ばかり使いがちだが、実は左手の使い方がフォームに影響することも多い。左手で投げる練習は、地味に体のバランスを整えてくれるのだ。

壁からの跳ね返りを"逆シングルキャッチ"する

これも地味ながら効くのだ。

壁に投げて、跳ね返ってきたボールを左手で逆シングルキャッチする。

やってみると気づくのだが、この動きがフォアハンドのテイクバックで左手を添える感覚にけっこう近いのだ。テニスではフォアのテイクバック時に左手でラケットを支える。その感覚の練習になっているのだ。

「ボール投げとテニスって、こんなにつながっているのか」と思うと、ちょっと楽しくなってくる。テニス、奥が深いのだ。


感じた小さな変化:「打つ」から「伝える」へ

一連の練習を終えて、ふと気づいたことがあった。

今まで「ラケットで打つ」という感覚でテニスをしていたのだが、今日の練習のあとは少し違うイメージが生まれたのだ。

「ラケットで打つ」のではなく、「体でボールに力を伝える」

ラケットはあくまで道具で、力を生み出しているのは自分の体なのだ。体全体でスイングして、その力がラケットを通じてボールに乗っていくイメージなのだ。

…まあ、あくまで「気がする」レベルなのだ。次の壁打ちで全部崩れる可能性もあるのだ。でも今日一日、このイメージを持てたのは、ラケットを忘れたおかげなのだ。

人生、忘れ物もたまには役に立つのだ。


まとめ:絶望の前にボールで遊んでほしい(壁打ちでラケットを忘れたら)

今回の内容をまとめるのだ。

やったこと 気づいたこと
オーバースロー サーブの腕の動きに近い
遠投オーバースロー サーブの感覚練習になる
サイドスロー フォアハンドの体の使い方に近い
裏拳投げ バック側が死ぬほど弱い(自分比)
左手で投げる 左右バランスの大切さに気づく
逆シングルキャッチ テイクバック時の左手感覚に近い

そして一番の学びはこれなのだ。

ラケットに頼りすぎていた。ラケットのありがたみをもっと知るべきだった。

もし今後、壁打ち場でラケットを忘れた読者がいたら。

絶望する前に、まずボールを取り出してほしいのだ。そして壁に向かって投げてみてほしい。

意外と収穫はあるのだ。

(不完全燃焼感は、まあ、ある笑)


次回予告

次は「壁打ちの効果を最大化する練習メニュー」をまとめる予定なのだ。

今度こそ、ちゃんとラケットを持っていくのだ。玄関に置いておくのだ。靴の上に乗せておくのだ。それでも忘れる気がするのだが、それはそのときのボクに任せるのだ。

引き続き、よろしくなのだ。

 

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【まとめ】壁打ち

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・壁打ち練習メニューに迷っている方

・壁打ちでスイング改造したい方 

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